名曲たちが生々しくなった!?浜崎あゆみの自伝的小説に「青春返して」の叫び

 今さらそんなことを明かして“誰得”なの?

 そのような声がSNS上に“山盛り”となってしまった、歌手の浜崎あゆみ自伝的小説。ノンフィクション作家の小松成美さんが、自身の取材をもとに、浜崎の歌手デビューから成功までのサクセスストーリーをまとめた著書「M 愛すべき人がいて」である。なぜなら、浜崎の20年前の「自分の身を滅ぼすほど、ひとりの男性を愛しました」というキャッチフレーズとともに、その熱愛相手の正体がエイベックス・現会長の松浦勝人氏だったことが実名で語られているからなのだ。

 この告白、とくに同世代で“あゆ”の曲で青春時代を過ごした人たちはがく然としているようだ。その、怒りの声は「秒単位でネット上に投稿」されているといっても過言ではないかもしれない。

「一時の低迷を脱して、最近はビジュアルも復活気味、ライブ活動も地道ですが盛況だった浜崎さん。一回りしてリバイバルブームがやって来る雰囲気もあったのですが、お仕事よりもまさか先にこんな20年前の熱愛告白で炎上するとは皮肉と言わざるを得ません。というのも『今回の人生で一生に一度きりだと思えるほどの大恋愛をしましたか?』という質問に答えている浜崎さんの答えが世間が認めているあの芸能人ではなく、まさかの松浦氏ということで、一気に生臭くなったというのか、曲のイメージがすっかり変わってしまったという声が圧倒的に多いですね」(女性誌ライター)

 国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソンも8月1日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)で、今回の問題を「種明かし」「生々しい」「知りたくなった」とコメント。モーリーは「匿名性の中で自分を投影する曲じゃない?それが実は自叙伝でしたって言われたときの…」とショックを隠せなかったが、一般のファンもほぼ同意見。「もう『LOVE~Destiny~』の歌詞とか気持ち悪くて聞けない」「あゆは実力で出てきたと思って応援してたのに…私の青春を返せ!」と、裏切られた気持ちが前面に出たコメントが多数。

 大反響はしてやったりなのか、ファンの「言わなくてよかった」が正しいのか。しばらくこの衝撃は続きそう?

(塚田ちひろ)

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