女優の遠野なぎこが7月31日、「バラいろダンディ」(TOKYO MX)に出演し、かつてエイベックスの松浦勝人会長と熱愛関係にあったことを自伝的小説で明かした歌手の浜崎あゆみについて言及している。
遠野は、自身と浜崎との関係性について「10代の時にまだ彼女がブレイクする前に、連ドラでずっとご一緒してたんですよ」と説明し、後に人気歌手として不動の地位を築き上げていく姿を「すごいなぁと思って見てた」と語るも、“暴露本”の様相を呈した今回の自伝的小説の発売に関しては「単純に話題作りなのかなと。周りの事とか自分の事も見えない、ただの痛い人になってしまったなぁっていう印象で残念」とコメント。また、最近の浜崎がツイッターやインスタグラムといったSNSにおける言動でしか話題に上がってこないことにも言及していた。
「ネットでも浜崎に対しては厳しい声が多いようです。『懐が寂しくなったから出版したのか』『お互い独身同士の思い出話なら良いけど、相手の妻子にとっては不愉快だと思う』『(松浦会長の)子供や奥様の気持ちより、自分の話題作りを優先。自分が一番可愛いんだね』など、浜崎自身の話題作りに一般人を巻き込んでいるとの指摘や、エイベックスのみならず芸能界全体に強い影響力を持つ大物との熱愛を明かしたことで、『せっかくの昔の栄光もお膳立てがあったんだなぁーって思われて、全て自分で壊してしまう気がするんだけど』といった感想もあります。つまり、この著書は相手方の親族は当然のことながら、浜崎自身のキャリアをも汚す行為になり得るということでしょう」(テレビ誌ライター)
自らのスキャンダルを己の著書で暴露した格好の浜崎だが、果たしてファンはこうした振る舞いを喜んで後押しすることはできるのだろうか…?
平成の歌謡界を盛り上げ、不動の地位を築き上げたかに思えた歌姫は今、令和の新時代でもがき苦しんでいるようだ。
(木村慎吾)