元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾のAbemaTVレギュラー番組「7.2新しい別の窓」の第17回が8月4日にオンエア。「夏(72)休み あなたの家に行きます! 72(なに)したらイイですか!?」企画では、視聴者から3人に手伝ってもらいたいことを募集。3人が全国で“お手伝い”する奮闘ぶりにファンから熱い声援が寄せられた。
そんな中、公開が延期されていた草なぎ剛の単独主演映画「台風家族」の劇場公開が9月上旬に決まったことが8月1日に報じられ、ファンから喜びの声が上がっている。
「この映画は、2000万円を奪う銀行強盗事件を起こし世間を驚かせた鈴木家の父と母。事件後失踪して10年が経ったことから4人の子供たちが集まり、財産分与のために仮想葬儀を行うという物語。この鈴木家の長男を草なぎ剛、次男・新井浩文、長女・MEGUMI、三男・中村倫也が演じていますが、新井被告の2月逮捕を受けて公開延期になり、一時はお蔵入りも囁かれていました。新井被告の出演シーンもカットされることなく上映されるようです。関係者もほっと胸をなで下ろしています」(映画誌ライター)
今年2月には稲垣主演の映画「半世界」、6月には香取慎吾主演の「凪待ち」と二人の単独主演映画が封切られている。
「阪本順治監督・脚本の『半世界』では、稲垣が炭焼職人を演じ、これまでテレビで見せてきた姿と全く違った素朴な役柄に挑戦。白石和彌監督の『凪待ち』では、香取がギャンブルに身を持ち崩していくろくでなし男を熱演するなど、二人とも新境地を開拓しています。草なぎ演じる『台風家族』の公開も多くのファンが待ち望んでいただけに、何よりの朗報となりました」(前出・映画誌ライター)
2017年にジャニーズ事務所を退所して以来、逆風に晒されてきた3人だが、このところ、追い風が吹きつつある。
「ジャニーズ事務所が7月17日までに、民放が3人を出演させないように圧力をかけた疑いがあると、公正取引委員会から注意を受けたとする報道がなされました。それを受けて30日には民放各局の情報番組では、前日都内で行われた稲垣主演の舞台『君の輝く夜に~FREE TIME、SHOW TIME~』のトークイベントの模様と共に亡くなったジャニー喜多川社長への追悼コメントも紹介され、ファンの間では“風向きが変わった”とする声がネットにも殺到しています」(エンタメ誌ライター)
退所して間もなく2年。「新しい地図」の反撃が、いよいよ始まりそうだ。
(窪田史朗)