動画クリエイターのヒカキンが8月2日に自身のYouTubeチャンネル「HIKAKIN TV」を更新し、難病と向き合う子供たちにぬいぐるみをプレゼントすることを報告している。
「難病の子供たちに3000個ぬいぐるみを送ります!」と銘打たれた動画内で、ヒカキンは自身を模したオリジナルキャラクター“ハチキン君”のぬいぐるみを大量に用意し、日本財団を介することで難病と闘う全国の子供たちにプレゼントすると宣言。これまでにも大きな震災が起こるたびに多額の寄付を施してきたヒカキンだが、今回は金銭ではなく、オリジナルのぬいぐるみ3000個を配ることとなり、「元気パワーの注入」と叫びながら大量のぬいぐるみにダイブする一幕もあった。
「30歳の節目で3000個のぬいぐるみをチョイスしたヒカキンに対し、一部からは“ぬいぐるみよりもお金を寄付すべき”との指摘や、“そんなゴミ誰が欲しいんだよ”などの過激なヤジが出ていますが、ヒカキンもそのような声に向けて『ちなみにですが、もちろんむやみやたらにあげるのではなく、僕のファンで、欲しい子にプレゼントして行きます』と動画コメント欄に補足しています。ヒカキンを支持する層は主に幼稚園児から小学生~中学生にかけてですからね。大人がこの動画に対して『ぬいぐるみより金だろ!』と身も蓋もないヤジを飛ばすのはややお門違いと言えますし、お金の寄付では動画にしづらかったという理由もあるのかもしれません。いずれにせよ、難病の子供たちに元気を与えたいというヒカキンの行動はユーチューバーの規範になりうる立派なものでしょう」(テレビ誌ライター)
動画コメント欄にて「様々なご意見を頂いてますが、泣いて喜んでくれる子も沢山います。しっかり届くよう頑張ります!」とも語り、当該動画からは広告も外していたヒカキン。今後もブレずに子供たちの人気者であり続けてほしいところである。
(木村慎吾)