8月9日、映画「JKエレジー」の初日舞台挨拶がテアトル新宿で行われ、主演の希代彩や松上元太監督をはじめ、芋生悠、小室ゆら、前原滉、山本剛史、森本のぶ、阿部亮平、川瀬陽太ら主要キャストが登壇した。
「舞台は、北関東に位置する群馬県桐生市。妻に先立たれギャンブルに溺れる父と、元漫才師でニートの兄と暮らす高校3年生の梅田ココア(希代)は、トップクラスの成績ながら貧困であるがゆえに、将来に希望が見いだせないでいた。ココアは少しでも金を稼ごうと、様々なものを足で踏みつぶす怪しげな映像のモデルになるのだが、それさえも父と兄にたかられうんざりする毎日を送っていた…というストーリーです」(映画誌記者)
映画初出演にして主役を演じた希代はこの日、立ち見が出るほどの盛況に「感無量です」と感激。撮影は2年前だったそうで「(デビューしてから)何度も仕事を辞めたいと思ったけど、この映画の上映までは頑張らなきゃ」と思って公開初日を迎えたそうだ。
この日の衣装は、鶴をデザインした浴衣姿。鶴の形をした群馬県にちなんで選んだという。
大阪では、シネ・リーブル梅田で8月16日から公開される。初日舞台挨拶には、松上監督と希代の出席が予定されているが、話題性も手伝い再び“感無量”となりそうな気配だ。