8月9日に金曜ドラマ「凪のお暇」(TBS系)の第4話が放送され、平均視聴率9.8%。視聴率もさることながら、ネットなどでは今クールNO.1のドラマではないかという声も上がっている。その人気に一役買っているのが、高橋一生演じる主人公凪(黒木華)の元恋人・我聞慎二のキャラクターだ。
「慎二は会社では切れ者の敏腕営業マン。凪と交際当時はクールを気取っていたのに、自分の元を去っていった途端に未練タラタラ。色々理由をつけては凪のアパートを訪ねるわ、関わる女性全てを虜にする“メンヘラ製造機”のゴン(中村倫也)に溺れていく凪を必死に救い出そうとするわ、その混乱ぶりに話題騒然です」(エンタメ誌ライター)
しかも毎回、高橋演じる慎二が凪のことを想い号泣する“泣きのシーン”に、世の一生ファンからは“キュンキュン”コメントが寄せられている。
「第1話では、慎二が行きつけのスナック『バブル』で『めっちゃ健気。俺そん時思っちゃったんだよね、こいつのこと一生守るって』と凪のことを思い出しながら、酒をあおり涙。また第2話では凪に平手打ちを食らわされ、帰り道に商店街の中を号泣しながら歩くシーンが放送されました」(テレビ誌ライター)
そして第3話では、凪にきっぱり振られ、泣きながら帰宅。さらに8月9日放送の第4話でも雨の中ばったり凪に出会い、ゴンに溺れてすっかり自堕落な生活を送っている姿を見て、初めて凪の前で涙を見せる。高橋のこの渾身の“泣きの演技”に、ツイッターでも「高橋一生、1話ひと泣き、最高だな」「毎度毎度の泣きシーンがほんまに好き」など、ドラマの人気にひと役買っていることは間違いなさそうだ。
「高橋は、今年の3月に公開された映画『九月の恋と出会うまで』の舞台挨拶で、観客から『泣いているシーンがありましたが、自然と涙は流れますか?』との質問を受け、『あんまり意識して泣かなきゃと思うと、泣けなくなるので。普段泣かないから、お芝居の時だけ、けっこう(感情表現が)豊かになっているかもしれないですね』と明かしています」(エンタメ誌ライター)
普段は泣かない高橋の貴重な“泣きシーン”が堪能できる「凪のお暇」。これからもどんな“泣き演技”を見せてくれるのか、楽しみだ。
(窪田史朗)