お笑い芸人の横澤夏子が8月18日に自身の公式ブログ「横澤夏子 オフィシャルダイアリー」を更新し、大宮ラクーンよしもと劇場に託児所が設置されたことを報告している。
「何人ものお母さんがネタの途中で赤ちゃんが泣いて出て行く姿を見た」との理由で、かねてより吉本の劇場に託児所を設けたいとの構想を抱いてきた横澤。当初は2018年末の女芸人No.1決定戦「THE W」での優勝賞金の使い道として同プロジェクトの実現を掲げていたものの、惜しくも阿佐ヶ谷姉妹に次ぐ2位となってしまい、世のお母さんに向けた一大計画は頓挫しかけたように思われた。
だが、18日更新のブログ内で「ついに大宮の劇場に託児所が出来たよー!」「涙出そうになるくらい嬉しかったよー!」と綴り、利用可能な頻度については「月に一度を予定しています」と報告。お笑いコンペティションでの優勝は逃したものの、見事に有言実行を達成した格好となった。
「横澤による『THE W』開催前の“優勝賞金で託児所作りたい”宣言は、一部から大会審査における女性票数稼ぎに繋がる可能性を指摘され、賛否を生んでいました。また、優勝を逃したからといってそのまま託児所の計画もお流れにしたのでは、結局“THE Wの為の宣言だったのか”と解釈されてもおかしくありませんが、しっかりと会社を動かして実現させたのは意義深いことです。さっそくツイッター上でもファンによる『横澤夏子ちゃんが吉本の劇場に託児所を作ったとのこと…すごい。託児所あるならすぐ行く!』とのつぶやきが話題となり、1000以上ものリツイートがされています。また、『この託児所無料みたいだけど…有料でいいの、有料でいいから幕張イオンの劇場にも託児所作って欲しいです』といった新たな要望も出ていますよ」(テレビ誌ライター)
直近数カ月の闇営業騒動で世間からの心象を大きく下げてしまっている格好の吉本だけに、ここはひとつ、全国のお母さんたちの悲痛な叫びに耳を傾けてみるのもアリかもしれない?
(木村慎吾)