ダイエットなどのプライベートなことから仕事で納期を守るといったビジネスのことまで、普段から「目標を立ててもなかなか達成できた試しがない」という人はいませんか? 実は、目標達成できる人とできない人とでは大きな違いがあったのです。
イメージトレーニング指導者である西田文郎さんの著書「No.1メンタルトレーナーが教える できる人の3秒ルール」(ユナイテッド・ブックス刊)によれば、小さな目標を持っているかどうかでそれが大きく変わるのだとか。例えば、漠然と「10kg痩せるぞ!」ではなく、「○年で10kg痩せるためには、1日○gに糖質量を落とし、1ヵ月あたり○kg痩せる」などの具体的な短期目標を掲げること。成功する人は、このように具体的な目標を必ず持っているというのです。
というのも、脳は目標が具体化されると一気に集中力が高まり、具現化しようとする性質があるから。つまり、具体的な目標を掲げた人間は、成功へのルートにのることができるということですね。
また、弁護士の三谷淳さんの著書「最高の結果を出す 目標達成の全技術」(日本実業出版社刊)によれば、目標達成できない人は、いつまでも変化を恐れる現状維持バイアスにとらわれているそうです。一方で、目標達成する人は「目標を立てて達成できなくても損はしない」と、常に新たな目標を立ててどんどんチャレンジしていくのだとか。怖いのは、やらずに現状維持しながらやらなかったことを後悔すること。実は、チャレンジをする決断をすると、成功しても失敗しても後悔はしないそうですよ。
何かしらの目標を決めたら、それを達成するために、常に成長し続けている人間になりたいものですね。