今、生活習慣病の中でも多くの人が気にしているのが「糖尿病」リスク。発症に至るまでその症状はほとんど自覚がないことから、気づいた時には手遅れに‥‥という人が、若い人にも増えている病気です。
その糖尿病リスクは、国立国際医療研究センターなどのJPHC研究にて発覚しました。一日2時間以上歩いている人に比べ、30分未満しか歩いていない人の糖尿病リスクは1.23倍に。つまり、運動することで糖尿病リスクを下げることが知られているのです。
また、糖尿病はインスリン分泌量を上昇させることで、動脈硬化や肥満につながる恐れがあるともいわれており、是が非でも回避したいものですね。
食後の血糖値は、運動すると下げることができるといわれています。これは、ジョージ・ワシントン大学の研究チームが行ったもので、食後15分程度ウォーキングをするだけで、高齢でも食後高血糖が改善されるのだとか。
食後はのんびりしたいという人も、血糖値を下げるために「食後の散歩」をしてみることをオススメします。