元交際相手の自宅に侵入したとして逮捕され、8月30日に釈放されたタレントの坂口杏里が9月3日、自身のYouTubeチャンネルに3日連続で動画を配信した。
「天国のお母さん、ごめんなさい。」と題された5分余りの動画は、前日と同じベッドの上で撮影された模様。
「坂口さんはまだ風邪が治ってないようで、咳をしながらの配信でしたが、美容室に行ったようで、髪はバッサリと短くなっていました」(テレビ誌ライター)
坂口は「今日は皆さんが気になさっているかも知れない、家族事情を話したいと思います」と、2013年に母である坂口良子さんを亡くしてから夜の世界に染まってしまい、(現在の)このような結果になってしまったこと、天国の母に何て言葉をかけて良いのか正直わからないと涙声で語った。そして、母親がもし生きていたら、こんなことにならず、夜にも染まらずまっとうに仕事をしていたと思うと、後悔の念を滲ませた。また、近いうちに母親の墓参りをし、謝罪することを最優先に考えていると述べた。
3本目の動画配信に、ネットでは「母親が亡くなったせいで、自分は転落してしまったと言い訳してるようにしか聞こえない」「若いうちに母親を亡くしてしまっても、ちゃんと生きている人だって多い。結局は自分自身の心の持ちようの問題」「本当にそろそろ自立してひとりで生きていく決心をしないと、良子さんも浮かばれないよ」といった批判が上がっている。
「杏里さんは未だに母親への依存が強いようですが、その母親から精神的に独り立ちする前に不幸にも亡くしてしまったことは同情できる部分です。しかし、自身の境遇を受け入れて前を向いて生きるしかないですから、このYouTubeチャンネル開設というのも、前向きな決意の現れであってほしいものです」(芸能誌記者)
YouTuberとしてやっていくのか、芸能界復帰を目指すのか。なんにせよ逆風にさらされることになるのだろうが、それをも活力に変えるタフさを身に着けてほしいものだ。
(石見剣)