女優の松岡茉優が9月4日、自身のインスタグラムにてタレント・朝日奈央との記念写真を公開した。松岡は「高校で最初に仲良くなったのはなおちん(確か)」と綴り、文化祭の買い出しの際に撮影したものと説明。頬を寄せる二人の姿からは、仲の良さが伝わってくる。
その松岡はかねてより、芸能科に通っていた高校時代はほとんどボッチ状態で、昼休みには一人でお弁当を食べていたと明かしている。そんな松岡の高校時代について、当時の彼女を知る雑誌編集者が語る。
「中二~中三だった08~10年には『おはスタ』(テレビ東京系)でおはガールを務め、早くから芸能界になじんでいた松岡は、高校進学後に女優業へのシフトを図ることに。高二で日出高校(現・目黒日大高校)の芸能コースに転校しましたが、同級生のももいろクローバーZ・百田夏菜子や元℃-ute・鈴木愛理が活躍するなか、仕事に恵まれない日々が続いていました。それでも仕事に対しては前向きで、雑誌の企画ページでのモデルといった小さな仕事でも笑顔で取り組んでいたのが印象的でしたね」
そのように細かい仕事をこつこつとこなしていくことで業界内での評判を高め、13年にはNHK連続テレビ小説「あまちゃん」に出演。それを機に現在に繋がる快進撃が始まった松岡だが、ボッチだった高校当時にも、周囲には朝日との仲を明かしていたという。前出の雑誌編集者が続ける。
「タレントが日出高校の現役学生だと、現場では自然と同級生の話題になりがち。松岡も方々で同級生について訊かれていたようですが、その際に彼女が真っ先に名前をあげるのが朝日だったのです。朝日は当時、フジテレビ発のアイドルグループ『アイドリング!!!』で活動しており、レギュラー番組を持っていた恵まれた状態。そんな朝日に対して松岡は嫉妬心を見せることもなく、学校での朝日がいかに面白くて明るい存在なのかを嬉しそうに話してくれました。その口ぶりからは、ボッチな存在の松岡にも分け隔てなく接する朝日の天真爛漫さが伝わってきましたね」
そんな朝日を巡っては、業界でも「彼女のことを悪く言う人を見たことがない」と言われるほど、全方面からポジティブな評価が聞こえてくる。その名前の通り太陽のような明るさを備える朝日は、売れっ子女優になった松岡に対しても、ボッチだった高校時代と同じテンションで明るく接しているに違いなさそうだ。
(白根麻子)