元タレントで現在はユーチューバーとしても活動する坂口杏里が9月7日に自身のYouTubeチャンネルを更新し、亡き母・坂口良子さんとの思い出を振り返っている。
「テスト0点で、お母さんに柔軟剤かけられた思い出」とのタイトルで動画をアップした坂口は、「今日は“芸能界に入る前の暮らし”というテーマでお送りしたいと思います」と切り出し、中学生時代の思い出として机の引き出しに隠していた0点のテスト用紙が担任の教師にバレ、母親からも激怒されたエピソードを紹介。“もっと頭を柔らかくしろ”との名目で母から「柔軟剤をボトルごと頭にぶわーってかけられて、そのまま頭ギトギトのまま、学校に一緒に行って謝罪をした」過去を回想した。
また、「お母さんはおおらかで優しいイメージだと皆さん思っていらっしゃると思うんですけど、意外と男前というか、男らしい一面がありまして」と実際の良子さんの素性を説明すると、「ものすごい引きずりまわされたりとかもありましたし。まぁ、亡くなってショックですけど、色んな思い出があります」とも語り、複雑な胸中を明かしている。
「元交際相手宅に侵入した騒動への謝罪動画を1本目としてスタートした坂口のユーチューバー生活もすでに10日ほどが経過し、累計8本の動画を掲載。最近は毎日投稿をキープすることでチャンネル登録者も5300人を超え、立派な“ユーチューバー”へと変貌しています。しかし、今回の動画内容には賛否が上がり、おそらくは大物歌手の娘として“甘やかして育てられてきたに違いない”という世間からの決めつけやイメージを払拭するために、母親から受けた厳しいしつけをアピールしたかったのでしょうが、次第に母親への愚痴動画の様相を呈してしまい、動画コメント欄にも『ただの悪口。坂口良子さんが可哀想』『少しショックです…悪口にしか聞こえないです』『偉大な坂口良子さんのこと悪く言うな!』という反応があります。“実際は甘やかされていない!”という主張をしたかったのでしょうが、その伝え方の過程で彼女の不器用な面が出てしまったのかもしれませんね」(テレビ誌ライター)
とはいえ、坂口が日々アップしている動画は平均して1~2万の再生回数を記録しており、開設から10日目のチャンネルとしては異例の伸びを見せている。
過去には、本格的にタレント業を再開させたいとの希望を語っていた坂口だが、まずはYouTubeで“見られる側”の演者としてのクオリティに磨きをかけていくのもアリなのかもしれない。
(木村慎吾)