タレントの坂口杏里が9月12日、自身の公式YouTubeチャンネルを新設し、堂々のユーチューバーデビューを飾っている。
坂口は元交際相手男性の自宅へ侵入した騒動への謝罪動画を皮切りに、世間への反論や釈明に近い動画を複数本投稿していたが、同日の動画では「ネガディブな動画をアップしてしまい、気持ちを切り替えようと」と語り、すでに数千人の登録者を抱えていた前チャンネルを閉鎖すると、新たに「ANRIちゃんねる【公式】」を開設した。
13日正午時点でこのANRIちゃんねるには1200人を超える登録者が集まっており、「【挨拶】坂口杏里はyoutuberになります。」と題された1本目の動画は早くも2万5000回以上も再生される順調な滑り出しとなった。
「前チャンネルには累計で8本ほど動画をアップし、各数万回ほど再生数を叩き出していた為、それらを全て削除してしまったのは勿体ないという印象もありますが、YouTubeには、動画を観た視聴者からの“good”と“bad”の評価の割合や、コメント欄の荒れ具合なども当該チャンネルパワーを算出する上での重要な要素とするシステム仕様があるとされています。よって、登録者を増やしたければなるべく世間からの“good”が付きやすい動画を配信し、荒れないようなチャンネルを作り上げる必要があるということです。ANRIちゃんねるは前のチャンネルとは異なり、トップページのヘッダーデザインもしっかりとこしらえ、全体的にポジティブで前向きな明るいイメージがコンセプトになっています。いつまでも世の中への愚痴や“反メディア”のようなスタンスを取っていてはチャンネルの成長に悪影響を与えると考えたのかもしれませんね。賢明な方針の転換ではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
また、動画にはユーザーから目視されやすくなるよう、アイキャッチ効果を意識したサムネイルの装飾も施されており、その工夫が窺える。
紆余曲折あった坂口杏里のキャリアだが、今後は前向きに明るく再帰を図ってもらいたいところだ。
(木村慎吾)