タレントの上沼恵美子が9月15日放送の「上沼・高田のクギズケ!」に出演し、ジャニーズ事務所からの退所を決めた関ジャニ∞の錦戸亮について「感じ悪かった」と振り返っている。
すでに9月末に事務所からの退所と関ジャニ脱退を発表している錦戸に関して、上沼は「関ジャニ∞が関テレでやってる番組があるの。それに呼ばれたことがあるんですよ」と切り出し、「その時、錦戸さんがドーンっと(人気が)いってて、(関ジャニの)皆の中では断トツ。それで、皆感じええねんけど、錦戸君だけ感じ悪かった」と共演時の振る舞いを回想すると、「私、要らんこと言ってる?」「なんでやろうって言ったら、あの子だけピカイチで凄い力があるからですわって。力があったら感じ悪いんかいって私は思いましたけど、本番始まったら普通でした。シャイな人」とも語っている。
「照れ屋な雰囲気を醸し出し、番組内でも仏頂面で寡黙なことが多い錦戸は、先輩タレントからすれば“感じが悪い”イメージに映ってしまうのかもしれませんが、世間からの印象も上沼と同じようなものだったようで、ネットにも『回によって明らかに機嫌斜めな時あるのは皆知ってる』『過信なのか嫌々なのか心が通ってない感じがした』『錦戸は態度の悪さが目立つからそのうち相手にされなくなるでしょう』『現場で態度が悪いのははっきり言ってプロじゃない』などと錦戸の振る舞いを咎める声が目立ちます。あまりテレビでジャニーズタレントへの批判を口にする芸能人はいませんが、それでも上沼が声をあげたのはよほどの態度だったということでしょうか」(テレビ誌ライター)
とはいえ、映画やドラマなどで錦戸の芝居を目の当たりにした上沼は「ものすごく上手い」「(独立しても)絶対いけますわ」などとその実力については絶賛の言葉を残し、最後には「錦戸さん、好きよ!」と締めている。
やはりバラエティ番組という舞台は寡黙な錦戸には向かなかったのか。それを感じとった上沼なりのエールということだったのかもしれない。
(木村慎吾)