JR東日本ウォータービジネス社が2019年6月に20~50代の働く男女400名を対象とした「朝」に関するインターネット調査を行ったところ、「出社前の“仕事の時間”への気持ちの切り替えタイミング」に対する回答では、男性は「家を出る瞬間(42.5%)」が単独で1位、女性は「家を出る瞬間(31.0%)」「会社についた瞬間(31.0%)」が同率で1位という結果になったそうです。
この結果から、前向きな気持ちで仕事に向かうためには、やはり朝の過ごし方が重要な様子。家を出てから会社に着くまでの間にも仕事関係のやりとりが入る場合は、より早く心を整えておきたいものですね。
また、同調査で「仕事の時間への気持ちを切り替えるための日課」について尋ねた結果、TOP3は「通勤途中にお茶などの飲み物を買う(30.8%)」、「通勤途中に新聞やビジネス系のニュースを読む(17.0%)」、「通勤途中に仕事に関連する情報収集をする(12.8%)」だったそうです。
毎朝気持ちを仕事に切り替えるタイミングで行う習慣があると、それによって気持ちが切り替わりやすくなります。なかなか心の切り替えができずに困っている場合は、毎朝行うことで「よし、今日も頑張るぞ!」とやる気を出せるような行動をみつけるとよいでしょう。例えば、コーヒーやお茶を飲みながら、情報収集をしたりその日の使い方(本日の業務内容)の見通しを立てたりするのもいいかもしれません。
仕事に対して前向きに構えるためには、“成功イメージ”が頭に浮かぶことが大切です。「こうしたらうまくいきそうだ!」と思えると、やってみたいと心を向け、具体的にどう進めるかの計画がみえてくるからです。体調が悪くないのに気持ちがのらないときは、目の前の仕事に対する不明点や悩みがないかを探ってみることも大切。その部分をはっきりさせるためのやりとりから前進すると、心も前向きに切り替わっていくでしょう。ぜひ、実践してみてくださいね。
(Nao Kiyota)