公開中の映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」で酒と情愛に溺れる無頼派作家・太宰治を演じている小栗旬。しかし9月22日放送の「ボクらの時代」(フジテレビ系)で小栗は、ラブシーンを演じたのはこれが初めてだったと告白。監督を務めた蜷川実花からは「(撮影)初日のラブシーンは(小栗が沢尻に)ちょっと遠慮してるのが見え隠れしてかわいい」と指摘され、それを聞いていた沢尻からは「えっ、嘘でしょ?マジ?」と思い切り驚かれた。さらには、いくら役を演じているとはいえ“愛し方”に役者個人のやり方が出てしまうという話になり、沢尻はキラリと目を光らせ「あ、こうするんだ」と感じることがあると明かした。
「小栗は同日から女児向け戦隊ドラマ『ひみつ×戦士 ファントミラージュ!』(テレビ東京系)に出演。日本を代表する俳優の大栗純という仮の姿を持つ、主人公のガールズ戦士・ファントミラージュのボス・ファンディー(関口メンディー)の兄で元怪盗だったファングリを演じています。イガイガのついた栗をシルクハットのアクセントに使い、マントをシュッと着こなすファングリは、かっこよさとかわいさを兼ねそろえているため、ネット上では女児を持つ母親と思しき視聴者から好評のようです。『あらやだ、ファングリがカッコかわいい!』『かっこいいのに頭にちょこんと栗付けてるファングリにジワる』『ファングリが俳優になった理由は、みんなの悩みや不安をチョーダイして勇気づけたかったから。深イイ話や~ん』『女たらしの太宰治よりファングリのほうが似合ってる』『坂田銀時の次の当たり役はファングリさんだね』など、小栗をすんなりと“ファングリ”と呼び応援しています」(テレビ誌ライター)
5歳児と2歳児の父親である小栗。おそらく子どもにとっては、太宰治を演じる父親よりファングリを演じる父親のほうが「自慢のお父さん」なのだろう。