9月30日にジャニーズ事務所を退所した元・関ジャニ∞の錦戸亮が10月1日から公式サイトやSNSは元より、自身の主宰レーベル「NOMAD RECORDS」やファンクラブ「NFC」を設立。電光石火の早業にネットでも「はや!いいね!」「錦戸くん、仕事が早すぎるよ 笑笑」「どんだけ前から準備してたのか」といった声が上がっている。
「合わせて、今年12月11日には、アルバム第一弾『NOMAD(ノマド)』をリリース。さらには全国5カ所11公演のツアー『錦戸亮 LIVE TOUR 2019“NOMAD”』を、11月5日の福岡公演から敢行。しかも全国ツアーのチケット予約は、1日から予約が先行スタートしています。『女性セブン』では、今年の3月にはホームページのドメインを所得するなど着々と準備をして来たと報じられて来ましたが、このスピード感は、ジャニーズ退所組でも異例です」(女性誌記者)
しかし、このスピード感こそ「危機感の表れ」だと長年取材してきた夕刊紙のデスクは語る。
「錦戸が抜け5人になった関ジャニ∞は、ドームツアーが終わったと思ったら、11月6日から来年4月29日まで『関ジャニ∞ 47都道府県ツアー“Upd8”』を開始。およそ70万人いると言われる関ジャニ∞ファンの囲い込みに必死です。さらに10月9日には昨年、関ジャニ∞を脱退、ジャニーズ事務所を退所した渋谷すばるもファーストアルバム『二歳』をリリースして本格ソロデビュー。三つ巴のバトルがいよいよ始まります」
しかも、錦戸には渋谷とは違ったリスクもあると、前出の夕刊紙デスクは続ける。
「俳優として高い評価を受け、昨年の大河ドラマ『西郷どん』では、西郷の弟役を好演。また今年1月期の月9ドラマ『トレース~科捜研の男~』(フジテレビ系)にも主演。全話の平均視聴率が二桁をクリアして、続編の声も上がっていましたが、事務所を退所したことでお蔵入りしたことも、先月『週刊女性PRIME』では報じられています。俳優としてドラマやメジャー系の映画に出演することは当分無理。そういった意味でも、まずはアーティスト活動で基盤を固めたいところです」
令和2年に向けて“関ジャニ∞vs退所組”のバトルは、益々ヒートアップしそうだ。
(窪田史朗)