10月3日発売の「週刊文春」にて、ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」(TBS系)の脚本家・橋田寿賀子が、えなりかずきと泉ピン子の共演NGを告白した。記事によると、同ドラマで2人が共演したのは、2015年の放送が最後だという。
「文春の取材に答えた橋田氏によると、えなりはピン子と共演すると発疹が出たり、おかしくなってしまうそう。そして『(共演NGに関して)私、えなり君にものを言うのも嫌なのね。そういう申し出をすること自体、私は頭にくる』『アホみたいな話ですよ。役者がケンカしてるから、書けないって』と怒りを滲ませました」(テレビ誌記者)
そんな橋田氏は、9月の「週刊女性」のコラム内でも、共演NGの話題を取り上げており、「母親と長男とその嫁という、一番ドラマになる三角関係が描けなくなる」「どうにかして会わせないように頑張り、さらにドラマとして成立させなければならない」と、脚本制作における苦労も明かしている。
このような状況から、一部ドラマファンからは心配の声があがっているという。
「過去のインタビューにて、橋田氏が『嫌いな役者は作中で出張させたり、死なせたりしていました』と、発言したことがあるようです。現に、これまで数々の役者が、本編では特に何も語られないまま、死亡扱いとなっています。そのため、視聴者からは『このままだと、えなりくんも続編では死んだことにされてしまうのではないか?』と心配の声が飛び交っています」(前出・テレビ誌記者)
えなりは「渡鬼」において重要人物なだけに、なんとか生き残ってほしいものだが。