10月12日放送の「八つ墓村」(NHK BSプレミアム)で金田一耕助を演じる吉岡秀隆。吉岡演じる金田一はこれが2作目。18年7月28日放送の「悪魔が来りて笛を吹く」(NHK BSプレミアム)で初めて金田一を演じ、あまりにも頼りなく、それでいて温かい人間味が憎めない、新しい金田一耕助を好演。放送前は「イメージが違う」とさんざん批判されていたが、放送中から「吉岡の金田一はハマリ役」「すごくいい」「吉岡にしか演じられないNEW金田一の誕生」などと高評価だった。
「1作目のラストシーンでは、岡山県の八つ墓村から金田一宛てに電話がかかってきていたため、放送直後から吉岡版金田一の2作目が制作されること、作品は『八つ墓村』であることは予想されていました。実は1977年10月公開の映画『八つ墓村』で主人公・辰弥を演じた萩原健一の幼少時代を吉岡が演じているのですが、吉岡はこれが初めての映画作品だったんです。今作では萩原が演じた辰弥を村上虹郎、辰弥と恋仲になる未亡人・美也子を真木よう子が演じるため、こちらにも注目が集まっています」(女性誌記者)
奇しくもNEWSの加藤シゲアキが12月放送の「悪魔の手毬唄」(フジテレビ系)で再び金田一耕助を演じることが発表されている。比較されることもあるだろうが、どちらも横溝正史ワールドを存分に堪能させてほしいものだ。