ファッション通販サイト「ZOZO」前社長の前澤友作氏が10月3日、自身のツイッターアカウントを更新し、YouTubeチャンネルの開設を仄めかしている。
前澤氏は「ところでYouTube始めようと思うんですが、皆さんどんなもの観たいですか?」と唐突にツイートし、「ZOZO」社長としての責務を終えた今、巷でブームとなっているユーチューバーへの転身を考慮していると示唆。すると、このツイートは凄まじい勢いでリツイートといいねを集め、リプライにも「剛力さんとポケモンGOでゴーリキー捕まえるまで帰れま10」「労働環境の話を1回はしてほしいです。経営者としての視点もあるでしょうし、ZOZOをお辞めになられたからこそ言える事もあるでしょう」「前澤友作を構成してきた音楽を紹介してほしい」などと様々なリクエストが集まっている。
「現在のユーチューバーに求められている人材としては、突出したエンタメ性と専門性の高い“ハウ・ツー分野”などが挙げられ、これを前澤氏に当てはめるとやはりゴージャスな私生活や所有するコレクションの紹介、そして“会社を軌道に乗らせるハウ・ツー”や“部下のモチベーションを上げるコツ”などでしょうか。いずれにしても、YouTubeを運営するGoogleは他者との差別化を図るオリジナリティーや独自性を持つチャンネルを優遇する傾向があるため、『ZOZO退任で得た2000億円の使い道』や『月に行ってみた!』などのタイトルで動画をアップすれば、他者からパクられる心配は皆無ですよ(笑)。2023年に“民間人初の月旅行”を引率できる立場を存分に生かすべきですし、もしかすると世界で初めて“月のユーチューバー”が誕生するかもしれませんね」(テレビ誌ライター)
お笑いコンビ・キングコングの梶原雄太はYouTubeチャンネル「カジサック」で、およそ9カ月という期間でチャンネル登録者100万人を突破し、大きな話題となったが、前澤氏は、昨年まで使用されていたZOZOの旧社名を用いて、10月4日に新会社「スタートトゥデイ」の設立を発表。その一挙手一投足が大きな注目を集めている上に、ツイッターでのフォロワー数が394万人を誇る同氏であれば、この記録を大幅に更新することも期待できそうだ。
(木村慎吾)