お笑いコンビ・アンガールズの田中卓志が10月12日放送のラジオ番組「三四郎のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)に出演し、自身のキャラクターが“キモ可愛い”から“キモい”へと降格した経緯について説明している。
デビュー当初、田中と相方の山根良顕は女性から“キャーキャー”と黄色い歓声を浴びるほどの“キモ可愛いさ”で人気を博していたが、田中いわく「そういう感じで売っていこうとしたら、吉本芸人、クソ吉本芸人どもに『ただ気持ち悪いだけじゃん』みたいな(こと言われて)。関西系の吉本芸人に『ただキモいだけやん』って。それをあらゆる番組で言われて、引きずり下ろされたんだよ」と、吉本に所属する芸人によって“単にキモいだけ”なキャラクターへと格下げしてしまった事実を明かした。
続けて「芸能界の高みにいたのに、俺は。ヨン様(ぺ・ヨンジュン)の絶頂期とCM本数9本で並んでたのに、そこから引きずり下ろされた」と嘆くと、もしもその“某吉本芸人”によるこき下ろしが無ければ、「山ちゃん(南海キャンディーズ・山里亮太)みたいになってるよ。蒼井優ちゃんは俺も結婚してるし、おそらく」と断言。どうやら田中のキャリアにとって大きなターニングポイントとなってしまったと感じているようだ。
「田中卓志が実際に“キモ可愛い”か、もしくは“気持ち悪いだけ”なのかはさて置き、たしかにここ数年は開き直ったかのように自ら“気持ち悪い”言動を進んで行い、もはや、キモ可愛い面影は完全に無くなってしまった感があります。それが田中のさらなるブレイクに繋がったことは言うまでもありませんが、ネットでは健気に自らの売りを理解して必死に“キモ芸人”を演じる田中への好意的な反応が多く、『頑張ったから今の成功があるんだね』『田中の優しさは私がよく知ってる』『この人は本当に良い男だと思う、人間的にも』『田中さん好きですよ』との絶賛コメントがあります。同時に、『関西系の芸人は悪口な笑いが多いよ。出川とかウッチャンはそういう感じじゃないのに』『私も吉本の芸人嫌い』など、共演者の体型や容姿をネタにして笑いを取る傾向の強い吉本芸人への非難も出ています」(テレビ誌ライター)
国立大学を卒業し、身長は188センチで、収入もズバ抜けて高い田中は、いわゆる“3高”を完備したスーパーハイスペック芸人だ。
山里のように素敵な電撃結婚で世間を驚かせてほしいところだが、果たして…?
(木村慎吾)