俳優・賀来賢人が主演するドラマ「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」(日本テレビ系)の第1話が10月13日に放送され、平均視聴率7.8%と二桁発進とはならなかったがハードなアクションシーンの連続に、賞賛の声が上がっている。
「このドラマは、直前数カ月の記憶を失った警視庁の刑事・遊佐清春(賀来)が森の中で目を覚ますと女性刑事・碓氷薫(広末涼子)が隣で殺され、容疑者として追われる身となるアンストッパブル・ミステリー。そんな中、番組冒頭から鍛え抜かれた上半身を披露する賀来の細マッチョの裸体にも『筋肉にズキュンとやられてしまった』『賀来賢人の筋肉に惚れたわ』といった黄色い声援がネット上でも躍っています」(女性誌記者)
賀来自身も公式HPの中で「今まで結構アクションをやってきた中でも本当に経験したことがないぐらい激しいんで、すごく楽しみ」とコメント。このドラマに向けて体もかなり作り込んできたようだ。さらにこのドラマには、壮大な伏線が用意されていた。
「なんとこのドラマは、今年1月期に放送され話題を呼んだドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)の半年後の設定であることが明らかになり、注目度もガ然アップ。脚本家の武藤将吾氏はツイッターで『もちろん、ただの話題作りではありません』と断った上で、半年前に起きた教師が10日間に渡った立てこもった事件とリンクしていると強調。果たしてどんな展開が待っているのか気になるところです」(テレビ誌記者)
脚本家、制作スタッフが再結集。初回には「3年A組」に出演した同名同役の俳優(篠井英介、細田善彦、栄信)の3人がレギュラー出演。視聴者からもネットでは「繋がってる感すごくいい!」といったコメントが寄せられている。
そこで一気に熱を帯びているのが「3年A組」に主演した俳優・菅田将暉の再登場。
「前作で菅田演じる柊一颯は亡くなっていますが、この作品の中で賀来演じる遊佐となんらかの因縁で繋がっていても不自然ではありません。もし真犯人と関係する人物として柊(菅田)が登場するようなことがあれば、視聴率も話題性もうなぎのぼりですね」(夕刊紙デスク)
その可能性は充分にあると、前出の夕刊紙デスクは続ける。
「日テレは、年間視聴率三冠王を巡って、テレ朝と熾烈な戦いの真っ最中。テレ朝は、この10月期『相棒』や『ドクターX』で勝負に出る。日テレも、菅田将暉をサプライズで登場させるくらいのウルトラCが欲しいところです」
いよいよ決戦の秋ドラマがスタート。日テレが最後に笑うためには、その手もある!?
(窪田史朗)