これから厚着の季節になってくると、意外と気になってしまうのが体臭です。通勤の満員電車などでは、セーターや上着で蒸れ、会社に着くころには汗でびっしょりなんていうことも。男性ならずとも、加齢臭を気にする女性は多いのではないでしょうか。
そんな大人のニオイに効果的なボディソープが各社から発売されていますが、最近になって種類が一気に増えたのが、昔から使われてきた「柿渋」です。育ち盛りの男の子や、加齢臭の気になるダンナがいる家庭では愛用者がすでに多くいるようですが、最近では大人の女性の間でも人気のようです。
柿渋は、渋柿を未熟なうちに収穫して、絞った汁を発酵・熟成させたもの。なんとその歴史は、平安時代にもさかのぼるとか。防水・防虫・消臭効果があり、染料に使う他、民間薬としても愛用されていました。
そんな柿渋、とにかくニオイのもとである脂が取れるので、入浴後の洗い上がりに使ってもさっぱり! ただし、この時期は乾燥をすると皮脂が余計に出て肌を守ろうとするので、入浴後は保湿クリームでしっかりケアをするのを忘れずに行いましょう。