江角マキコのレギュラー番組が、ついにゼロになった。昨年末には「バイキング」(フジテレビ系)と「ぐるぐるナインティナイン」(日本テレビ系)を続けて“卒業”。そして唯一のレギュラー番組「私の何がイケないの?」(TBS系)も、3月末での終了が決定した。
本業は女優の江角だが、2013年のドラマ出演を最後に、現在は開店休業状態なのが現実だ。
「江角の代表作は『ショムニ』(フジテレビ系)ですが、これは大ヒットした漫画が原作です。ヒットの背景には、セクシャルハラスメントやパワーハラスメントが社会問題視され始めた社会現象があり、それに立ち向かうOLだったからこそ、ドラマもヒットした。正直、江角の演技力云々よりも、うまく社会の時流に乗っただけ。しかも、そのイメージが強すぎてしまい、後のキャスティングにも影響してしまった」(芸能ジャーナリスト)
バラエティーでの需要がなくなった今、江角の活路はどこにあるのだろうか?
「2014年8月に発覚した“落書き事件”以降、“正義の味方女”から“嫌がらせ女”になってしまった。しかも、本人は謝罪どころか、この一件を当時のマネージャーのせいにして、真相はうやむやのままです。今後、真相を明らかにして謝罪するなりして決着をつけないと、いつまでたっても落書き事件を持ち出されます。そんなイメージを引きずっていては、ドラマもバラエティーにもキャスティングされるのは難しいでしょう」(前出・芸能ジャーナリスト)
こうなったら「しくじり先生」(テレビ朝日系)のオファーを待ってみる?
(李井杏子)