音楽やライブ好きのママにとって、子どもが生まれてからは「野外フェスはご無沙汰…」なんて人も多いのでは? でも、最近では子連れに優しい野外フェスも増えてきているようです。そこで、今年開催された野外フェスの中でも、子連れに優しいイベントを2つピックアップ。来年の参考にしてみてくださいね!
■ピースデイ
「PEACE DAY19」は、国連が定めた「国際平和デー」の9月21日に幕張海浜公園で開催された野外フェス。世界ではこの日に合わせて毎年イベントが行われる一方、日本にはまだまだ浸透していないことから、今年「PEACE DAY財団」が日本で立ち上がりました。
音楽ライブやパフォーマンスはもちろん、トークセッション、マーケットなどが楽しめる総合野外フェスで、堅苦しい雰囲気ではなく、ゆっくりと時間の流れる心地よい空間なのが特長です。価値観の合う仲間たちと出会い、楽しくご飯を食べてお酒を飲み、芝生に寝っ転がったり語り合ったりすることができる、まさに「平和」を考えるのにふさわしいイベントです。
今年のピースデイに参加してみたところ、人気のアーティストによる音楽ライブステージもトークセッションも、大人と子どもが一緒に眺めていて、「まさにこれが平和だ!」と感じるほどでした。また、子どもたちが楽しめるアイテムや環境が整っているのもポイントです。遊べる芝生や遊具、トートバッグ作りやひょうたんランプ作りなど、観るだけではない参加体験もできる企画も含め、コンテンツが盛り沢山。そして、フード&ドリンクも充実。やみつきになる豆腐バーガーや札幌の人気コロッケ、ピザ、メキシコ料理にトルコ料理と、野外フェスならではのフードトラックがいっぱいで迷っちゃうほど。いずれも美味しさを味わわせてくれました。
今年、惜しくも参加できなかったという人でも、育児中のママが存分に楽しめるこの野外フェスは、知っておいて損はないイベントですよ!
■頂 -ITADAKI-
2019年6月1日と2日に、静岡県の吉田公園で開催された音楽野外フェスです。今年は12回目の開催となりました。この音楽フェスは有名アーティストが出演することで有名ですが、実は子連れにも優しいポイントがたくさんあるのです!
例えばキッズエリア。遊具が充実していて、まるで幼稚園や保育園のように盛り上がれます。また、会場内には授乳室もあるので、乳幼児を持つママたちも安心。逆にいえば、それだけ子連れ参加が多いということでもありますね。
2019年は、キャンドルやスプーン作りなどのワークショップやキッズボルダリングなどが開催され、多くの子どもが“初めての体験”を楽しんだ模様。これは大人でも夢中になってしまいそうですね。
ここで紹介したどちらも、音楽好き・野外好きな子連れファミリーにとっては魅力的な野外フェス。とはいえ、野外は野外。子どもが小さい場合にはとくに、自然を甘くみず、万全の準備で出かけてくださいね。