小雪が3月8日、「ブルガリ アウローラアワード」発表会見にキャスティングディレクターの奈良橋陽子と出席した。同アワードは文化、芸能、芸術、政治、経済、医学、社会貢献、スポーツなどの分野で活躍する10名の女性を選出。11月29日に行われる授賞式で発表するもので、小雪はその賛同者として登場した。
「2人は奈良橋がキャスティングを担当したトム・クルーズ主演映画『ラストサムライ』で、小雪を抜擢したのを機に、10年以上の付き合い。奈良橋の尽力によって小雪はヒロインの座をゲット。その後、女優として大きく飛躍することになった。いわば『女優・小雪』の恩人です。奈良橋は映画監督、作詞家などマルチに活躍しており、渡辺謙をビッグスターにした仕掛け人でもある。小雪は仕事を持つかたわら、孫を持つおばあちゃんでもある奈良橋に取り入って、3人の子供の子育てから人生相談まで持ちかけ、貴重なアドバイスをもらっているそうです」(女性誌ライター)
小雪はおしとやかで男の後ろを3歩下がって歩く大和撫子のようなイメージを持たれているようだが、実はサバサバしていてざっくばらん。大ざっぱな性格や口の軽さが原因で、たびたび炎上騒ぎをひき起こすトラブルメーカーとして知られている。芸能ライターが言う。
「唐沢寿明主演の映画『杉原千畝』の制作会見で、『親になって初めて人間にさせていただいているなと感じます』と言い放ち、子供のいない唐沢や不妊に悩む人たちに対する配慮がなさすぎるとやり玉に。第1子出産後には『3つの公立保育園に申し込み、空きが出るのを待っている』と言って、『高収入なのに何で公立保育園?』とバッシングも受けています。第2子出産の際は、産後院が充実していると、わざわざ韓国で出産したのはいいが、現地で料金トラブルを起こし、海をまたぐ不祥事に発展しました」
会見で小雪は、「私も被災地の人に出会ったり、親が居ない人たちに(募金などで)間接的に金銭的な支援をしている」とボランティア活動をしていることを力説。「親がいない子どもたちに、演じることを通して職業体験できる」プロジェクトを奈良橋と共同で立ち上げることにも触れた。
「親の仕事を見せるといって、仕事場に子供を連れてきてはスタッフからひんしゅく買っている」(芸能記者)と言われる小雪だが、いったいどんなプロジェクトになるのやら。
(塩勢知央)