歌手で俳優の星野源が3月28日より、ラジオ番組「オールナイトニッポン」(ニッポン放送)の月曜パーソナリティーを務めることが発表された。
「『オールナイトニッポン』の月曜は、これまでウーマンラッシュアワーの村本大輔がパーソナリティーを務めていましたが、ベッキー擁護発言などでネットが大炎上し、批判が殺到。聴取率も裏番組の伊集院光に奪われる形となり、昨年の7月スタートから1年と経たずに打ち切られることとなりました」(芸能記者)
村本の後任となる星野は、ミュージシャンとしてだけでなく、ドラマや映画などの俳優業、さらに雑誌で数々のコラム連載を持ち、多才な活動で女性人気を獲得している。
またトークから垣間見えるさりげない下ネタなども、同じ事務所のアミューズに所属する福山雅治に通じるということで、彼の後継者との呼び声もあるという。
「下ネタにも寛大な星野は昨年、単発放送の『オールナイトニッポン』を務めた際、リスナーから音源を募集した『A‐1(あえぎ声)グランプリ』を開催し話題になりました。あえぎ声といっても、風呂場の浴槽を擦る擬音など、女性が聴いてもくだらなくて笑える内容のため大好評。春からのレギュラー放送でも復活するようです。また、月曜深夜ラジオといえば、男性から圧倒的支持を得る伊集院光が、裏のTBSで放送しているため、ウーマン村本時代は苦戦しました。しかし後任を芸人ではなく女性人気の高いミュージシャンにすることで、ニッポン放送はリスナーの差別化を図り、星野を福山の後釜にしようと考えているのでしょう」(前出・芸能記者)
星野の先輩である福山は昨年、23年続いた「オールナイトニッポン」の放送を終えた。はたして今後、星野は同番組を、福山のように長寿番組へと成長させることができるだろうか。
(森嶋時生)