11月5日放送の「プロフェッショナル 仕事の流儀」(NHK)に出演した芸能事務所「トップコート」の社長・渡辺万由美氏が“15年間売れなかった”中村倫也との仲を邪推されているようだ。
前クール放送のドラマ「凪のお暇」(TBS系)では、誰にでも優しい安良城ゴンを好演し、世間の女性の心を鷲づかみにした中村。今年6月公開のディズニー映画「アラジン」では主役・アラジンの吹き替え声優を務め、名曲「ホール・ニュー・ワールド」では圧倒的な歌唱力を披露。カメレオン俳優と呼ばれ、ドラマ、映画、舞台、CMと引っ張りだこの人気俳優の1人だ。
しかし、中村が売れっ子になったのは2018年上半期放送の連続テレビ小説「半分、青い。」(NHK)でゆるふわ男子・朝井正人を演じてから。同じ事務所の後輩に当たる菅田将暉や松坂桃李らのほうが、はるかに早く売れっ子になっていて、ほかの事務所なら中村は契約解除になっていただろうが、渡辺社長は「彼には俳優としての価値がある」と信じていたという。
「番組で渡辺社長は中村を『低温動物みたい』だと言い、媚びない、ぶれない、表に本音とか心の中が出ていないところが、俳優・中村の魅力だと説明。売れない中村に対し『あなたはそのままでいい』と言い続けていたと明かしました。ネット上では渡辺社長と中村との深い信頼関係や絆に感動の声が続出していますが、一部からは『要するに中村は社長のお気に入りということ』『美談に聞こえる2人の関係が、私にはちょっと気持ち悪い』『いろんな意味で中村と社長の特別な関係にゾワゾワ』といった、2人の関係を邪推する声もあるのです」(女性誌記者)
来年には、「不協和音 炎の刑事VS氷の検事(仮)」(テレビ朝日系)で、田中圭と生き別れの兄弟を演じる中村。中村と同じく売れない時代が長かった田中が、愚直なまでに真っ直ぐな熱血刑事を演じる一方で、中村は東大卒の冷静沈着なエリート検事というから、ファンのみならずとも楽しみに待ちたいところだ。