綾瀬はるかと西島秀俊が夫婦役を演じたアクションドラマ「奥様は、取り扱い注意」(日本テレビ系)の映画化が発表され、早くも大きな話題を呼んでいる。
「綾瀬演じる菜美と西島演じる勇輝は、ごく普通の恋をして、ごく普通の結婚をしました。ただ一つ違ったのは、奥様が某国の元凄腕の特殊工作員だったこと。結婚後も窮地に陥ったご近所の奥様を持ち前の身体能力で解決。2017年10月期に放送され、全話の平均視聴率は12.7%を記録しています」(テレビ誌記者)
最終回では、勇輝(西島)が妻を監視する公安捜査官であることが明らかになり、カンフーアクションによる壮絶な夫婦喧嘩を演じるシーンは圧巻。そしてラストシーンでは、帰宅する妻に銃口を突きつける夫。場面が暗転した上で銃声が鳴り響くという結末に、視聴者からも続編を望む声が数多く寄せられていた。映画ではポルトガルロケも行われ、国際問題を解決する壮大なストーリー展開。2020年6月の公開が今から待ち遠しい。
しかし、綾瀬のドラマの続編はこれだけではない。
「綾瀬が2018年7月期に主演したドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系)も回を追うごとに視聴率を上げ、最終回は19.2%を記録。全話平均視聴率も14.2%をマーク。最終回が終わった直後から続編を望む声が寄せられていました。ところが最近ツイッターでは『大岡山で佐藤健と綾瀬はるかと上白石萌歌が撮影してたー!!』『義母ムスの台本持ってたから続編かな』といった続編らしき撮影の目撃談が躍っています。ファンにとってはたまらないプレゼントになりそうですね」(エンタメ誌ライター)
このところ主演ドラマを立て続けにヒットさせている綾瀬。これによって事務所におけるポジションも変わりつつあるという。
「ホリプロの“三人娘”と呼ばれる深田恭子、綾瀬はるか、石原さとみ。その中で綾瀬は、二作が映画化、続編の製作が決定。それに比べて石原は、2018年『高嶺の花』(日本テレビ系)、2019年『Heaven~ご苦楽レストラン~』(TBS系)の二作とも全話平均視聴率が一桁台に沈み、深田の『ルパンの娘』(フジテレビ系)も映画化が決定したとはいえ、視聴率は低迷。一方の綾瀬は大晦日に行われるNHK紅白歌合戦の紅組司会にも起用され、今や名実ともに事務所のトップ女優に君臨する勢いです」(夕刊紙デスク)
このまま“令和の大女優”への階段を駆け上がるのか。ますます目が離せない。
(窪田史朗)