賀来賢人が主役の刑事を演じるドラマ「ニッポンノワール」(日本テレビ系)にて、11月17日放送の第6話にGENERATIONS・片寄涼太の出演が明らかとなった。
同作は今年1月期に放送されたドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」の半年後が舞台。片寄のように「3年A組」から引き続いて出演しているキャストも多く、片寄が「ニッポンノワール」でどんな役どころを担うのかに注目の集まるところだ。だが片寄ファンからは心配の声も聞こえてくるという。
「片寄には、第5話までの平均視聴率が6.9%と惨敗している『ニッポンノワール』のカンフル剤になることが期待されています。しかし第5話では同じく『3年A組』から今田美桜が登場したものの、その扱いはゲスト出演さながら。そのため片寄も第6話にチョイ役でしか出演しないのではと、ファンは危惧しているのです」(テレビ誌ライター)
ともあれ片寄効果で第6話の視聴率がどれくらい向上するのかは注目が集まるところだ。だが片寄の人気をもってしても、その貢献度は限定的との悲観的な見方もあるという。前出のテレビ誌ライターがささやく。
「本作で最大の問題は『ヒロイン不在』にあるとの声は少なくありません。現時点でヒロインと言えそうなのは、警視庁刑事役の広末涼子だけ。第5話では賀来とのベッドシーンまで披露しましたが、いくら広末が美人とはいえ、39歳の子持ち女優では男性視聴者の誘因力にも限度があります。フリーライター役の夏帆もヒロインというよりは名脇役といったポジションですし、賀来が根城とする喫茶店で働く佐久間結衣は、体調不良で降板した高橋ひかるの代役に過ぎません。そうなると、それこそ『3年A組』の女生徒をヒロインとして登場させる手があるかもしれません」
いまのところ「3年A組」からは今田美桜と富田望生の二人が「ニッポンノワール」に登場しているが、前述のように今田のヒロイン役はなさそうに思える。それでは他の女性キャストはどうだろうか?
「水泳部のエース役だった上白石萌歌は『3年A組』にてすでに自死しているのであり得ません。また川栄李奈は、第一子を出産したばかりでドラマ出演は無理。福原遥は同じ日本テレビ系のドラマ『CHEAT』に出演中で、掛け持ちは難しそうです。そして堀田真由や森七菜、大原優乃らでは正直なところ、ヒロイン役は荷が重いはず。そうなると残る候補者は永野芽郁となります。出演映画『仮面病棟』は10月にクランクアップしており、スケジュール面も大丈夫そう。逆に言うとここで永野を担ぎ出さないのであれば、何のための“3年A組コラボ”なのかと、疑問に思わずにはいられません」(前出・テレビ誌ライター)
どうせなら、上白石萌歌は双子だったという新たな設定を繰り出すくらいの力技があってもいいのかもしれない。
(白根麻子)