女優の沢尻エリカ容疑者が11月16日、法律違反の薬物所持によって警視庁に逮捕されたことで、ファンからは悲鳴と嘆きの反応が続々と湧き上がっている。
芸能界に激震が走った。映画「パッチギ!」やドラマ「1リットルの涙」(フジテレビ系)でブレイクし、その後も様々な話題作に出演してきた沢尻だったが、東京都・渋谷のクラブから帰宅後に家宅捜索を受けると、自室の棚から薬物が入ったカプセルが見つかり、聴取では以前からこの薬物を使用していたことも認めているという。
この衝撃的な沢尻の逮捕によって、二次的な被害を被るのが彼女の携わってきた映画やドラマ、CMといった諸々の作品であり、すでに今年6月から大規模な撮影をスタートさせているNHK大河ドラマ「麒麟がくる」を始め、多方面に“沢尻逮捕劇”の余波が及んでいる。
「現在進行形で撮影が進んでいたドラマだけでなく、今後注目されるのは過去に沢尻エリカが出演していた作品がどのように扱われるかといった辺りです。また、すでに劇場での公開を終えているものの、映画『人間失格』はこれからDVDやブルーレイの発売でさらなる収益が見込まれていた為、そのダメージは絶大でしょう。CMで言えば、沢尻が逮捕されるちょうど前日から放映が始まった求人専門サイト「Indeed」新CMでも泉里香と共演しており、笑顔の沢尻が愛嬌たっぷりにダンスパフォーマンスを披露していると話題になると、ネットでも“可愛すぎる”との絶賛が相継ぎました。しかし、彼女の逮捕で早くも幻のCMと化す可能性が高まり、『CMに罪はないのに』『残念で仕方ない』『可愛かったのになぁ…』との嘆きの反応が出ています。まさか放映開始からわずか1日でお蔵入りのピンチが訪れるとは誰も想像していなかったでしょうし、そのコストや労力を一瞬で水の泡にされたインディードへの同情の声も多く散見されます」(テレビ誌ライター)
“芸能界から追放すべき”との糾弾も寄せられている沢尻エリカ。今後はユーザーという立場から「Indeed」サイトへアクセスすることになるかもしれない?
(木村慎吾)