最近、とみにメイクが濃くなったと評判の氷川きよしの顔つきが、この18年間でいかに変わったのかが赤裸々に示された。11月20日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演した氷川について、女性誌ライターが指摘する。
「この日は芸能生活20周年を迎え、ロックなど新たなジャンルに挑戦している姿を紹介。番組は氷川のコンサートシーンから始まるなど、斬新な構成となっていました。そして番組中盤では2001年に23歳で『徹子の部屋』に初出演したときの映像が。そこからの容貌の変化に多くの視聴者が騒然となっていたのです」
番組で映し出された23歳の氷川は、いかにも好青年という雰囲気。それに対して42歳の現在はさながら宝塚歌劇団のスターといった出で立ちで、中性的な雰囲気をまとっていたのである。その姿に視聴者からは〈氷川姐さん!〉〈もうほとんど女性だね〉〈氷川さん、キレイだなあ〉といった感想が続出していた。
「氷川は11月25日発売の『GQ JAPAN』でグラビアを披露。11月19日付の『FNN PRIME』ではそのグラビアについて『ジェンダーを超えた、自分らしさを特集してもらいたい夢があった』と語っています。そんな氷川の意思を受けたのか、20回連続での出場が決まった『NHK紅白歌合戦』に関して一部からは《もう紅組でもいいんじゃね?》との声が漏れ伝わってくるほど。それは皮肉ではなく、氷川だからこそ可能な“ジェンダー越え”への期待感の表れではないでしょうか」(前出・女性誌ライター)
コンサートでは観客に向かって「一人モーニング娘。みたいな感じで」と語っていた氷川。自らのパフォーマンスを女性グループになぞらえるのは、もはやごく自然なことのようだ。
(白根麻子)