タレントのベッキーが2016年の不貞騒動発覚時に生じた5億円もの違約金を自腹で支払っていたと「フライデー」が11月24日に報じている。
“ゲス不貞”はまさしくベッキーのキャリアにおいて重大な転換期となった。彼女は同年1月当時、既婚者だったゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音との不貞が発覚し、生々しいメッセージのやり取りまでをも暴露されると、“笑顔の押し売り”とさえ謳われた爽やかなイメージは崩壊。フライデーによれば、全盛期に14本ものCM契約と10本のレギュラー番組を抱えていたベッキーに生じた“不貞騒動”が故の違約金は5億円に上ったといい、「違約金はタレントと事務所が折半するのが一般的ですが、なんとベッキーは“全額自分で払います”とデビュー以来、コツコツと貯めてきた財産を差し出したそうです」という民放プロデューサーの証言も添えた。
続けて、同プロデューサーはベッキーの年収についても最大で「2億円近くあったでしょう」と推察しながらも、事務所との折半を断って全額負担した点については「よほどの覚悟がないとできないですよね」とも語っている。
「いちミュージシャンとして活動していた川谷とは異なり、ベッキーは爽やかな笑顔と人柄の良さを“売り物”にしてタレント活動を行ってきた為、そのイメージと自社商品をリンクさせていた企業からすれば死活問題といえますから、そのような天文学的な違約金額に膨らんでしまったのでしょう。また、同時に視聴者やファンの想いも大きく裏切ってしまう格好となり、川谷への批判を遥かに凌駕するバッシングが集まりました。以来、ベッキーは事あるごとにアンチコメントを頂戴し続けてきたわけですが、今回のフライデーの記事でその太っ腹かつ男前な器が明かされ、『ちゃんと税金を払った上での5億円支払いはすごい』『自分に原因があるけど、責任逃れする奴も多い世の中、単純に5億円は凄い額だと思います!』『何のペナルティーもなく、しれっと復帰したのかと思ったけど、これだけのケジメをつけたのは本当に凄いと感心しました』との称賛が続々と寄せられています」(テレビ誌ライター)
5億円を払えてしまう財力も凄まじいが、全額を自ら背負ったベッキーの決断は勇敢だったと言えるだろう。
(木村慎吾)