お笑いコンビ・博多華丸大吉の博多華丸が12月1日放送の「博多華丸のもらい酒みなと旅2」(テレビ東京系)に出演し、ゲストのハリセンボン箕輪はるかを泣かせてしまう一幕があった。
酒好きで知られる華丸がゲストとほろ酔いトークを繰り広げる同番組において、はるかは相方の近藤春菜と共に登場すると、2軒目からは次第に華丸の絡み酒のターゲットにされ、話題ははるかの芸人としての消極的なスタンスや取り組み方へと飛び火。あまり自己を出さないはるかの姿勢に“野心がない”と感じている華丸は、現状で十分だと話す彼女に「十分じゃない」としつこく応戦し、はるかも「(華丸に)何かしました?」と引き気味に苦笑いの表情を見せると、華丸の酔いがエスカレートしたのか、「(芸人として)何かしないと。しなさ過ぎる」「生きてるくせに」と立て続けにクダを巻いた。
また、あまり個性を発揮する場に恵まれていないと話すはるかのキャラクター性や受け答えについても「(問題は)厚みよ。薄みしかないから。そのカーディガンもそうだし、全部薄い。なんか厚みがあると良い」と半ばフラフラになりながらも厳しい指摘を連発。さらに「キラキラした目しやがって、一丁前に。目は生きてる。コメントは死んでるのに」と荒々しく言い放つと、ハリセンボン結成前に春菜とは別の芸人に自ら声をかけ、3日間だけコンビを組んでいたと明かすはるかに対して、「はるかから声をかける事があるわけ?」「(はるかのことを)生涯受け身と俺は思ってたよ」などとコメント。決めつけが過ぎてしまったこの言葉が引き金となり、はるかは目を潤ませ、必死に笑顔を取り繕いながらも“ガチのダメ出し”を前に泣き出してしまった。
「途中からは隣に座る春菜も心配そうに仲裁しながらトークに加わっていましたが、華丸は暴走を続け、はるかが泣いてしまうと、“え、俺(が原因)?”といった驚きのリアクションを見せています。これまでバラエティ番組で辛辣な容姿や体型のイジり、さらには“前歯が腐っている”といったような痛烈なツッコミを受けてきたはるかですが、涙を見せた事はあまり記憶にありません。恐らく、こうした容姿のイジりよりも、芸人としての姿勢や積極性の無さといったリアルなダメ出しの方がよっぽど心に刺さってしまったということでしょう。しかもアルコールが苦手なはるかはソフトドリンクを飲んでおり、1人だけシラフの状態ながら泣かされていますからね。ネットでも『華丸さん、酔いすぎ。仕事なんだから酒量控えなよ。ゲストの良い所を引き出して、番組を面白くするのが仕事なんでしょ?』『沢山の人が居る前でダメ出しなんかされたらそりゃ泣くわな』『華丸嫌いになったわ…。ただただウザい先輩って感じ』と華丸の悪酔に対する批判が大半です」(テレビ誌ライター)
相方の涙を見た春菜はその状況を「新橋で新入社員に上司が酔っ払って絡んだみたいになった」と表現していたが、そのフォローもむなしく、華丸は自身の暴走をまったく認識できていない様子だった。
後輩からの人望が消えてしまう前に、華丸はしっかりと目を覚ます必要がありそうだ…。
(木村慎吾)