高畑充希が主演するドラマ「同期のサクラ」(日本テレビ系)の第8話が12月4日に放送され、平均視聴率10.8%と5話連続して二桁視聴率をキープ。そんな中、サクラの同期の百合(橋本愛)と葵(新田真剣佑)の急接近に、ネットでは賛否両論の声が寄せられている。
「このドラマは、高畑演じるサクラが大手ゼネコン花村建設に入社。故郷の離島に橋を架ける夢に向かって突き進む物語。しかし前話では、唯一の肉親だった祖父・柊作(津嘉山正種)が他界。さらに故郷の島に橋を架ける夢も自分の発言が原因で立ち消えになり、第8話では喪失感から会社を1年以上も休職。引きこもってしまうという展開に、ネットでは心配の声が殺到して『同期のサクラ』がツイッターでトレンド入りしています」(テレビ誌記者)
そんなサクラをなんとかしようと、同期ひとりひとりが励ますも、逆効果。新田演じる葵は思い切ってプロポーズをするものの、大笑いされて失恋。元気付けようとする橋本演じる百合は、「夢、夢、夢、夢!うるせんだわんね。夢があれば偉いんけ?」と暴言を吐かれてしまう。しかしドラマは、ここから思いもよらない展開を見せる。
「親友を助けられない心の痛みから涙を見せる百合(橋本)を、サクラにフラれたばかりの葵(新田)が抱きしめるシーンには『待ってぇぇぇぇええ!!葵めちゃんこイケメソなんだけど!?私もその暖かい抱擁を受けたい』『沸いた--!!私もまっけんにプロポーズされたい』といったコメントが躍ったものの、その後、百合が子供を宿しシングルマザーとして産む展開には『葵には一途であって欲しかったと言う落胆から立ち直れない泣』『葵はただのクズ男すぎ』『見る目なかった。一途でもチャラ男のままでした。最低』といった怒りのコメントが殺到しています」(エンタメ誌ライター)
ドラマの上での出来事に、これほどの怒りの声を呼び寄せてしまうほど視聴者が入れ込まずにいられない“良質のドラマ”であることが、高視聴率に繋がっているのだろう。
(窪田史朗)