女優・米倉涼子が主演するドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)の第9話が12月12日に放送され、平均視聴率18.2%と高視聴率をマーク。その中で“決めゼリフ”に関する秘話も明かされ、視聴者から歓喜の声が上がっている。
「フリーランスの天才外科医・大門未知子の活躍を描く人気シリーズの第6段。第9話では、宇崎竜童演じる日本が誇るロックスター“勇ちゃん”こと九藤勇次が東帝大学病院に入院。検査の結果、後腹膜肉腫ステージIIIであることが発覚。ショックを受けた九藤が、おでん屋で1人酒をあおっているところを大門が見つけるという展開です」(テレビ誌記者)
しかも手術に成功する確率は、五分五分か、それ以下。手術を拒む九藤は怒りに任せて、大門の顔に酒を浴びせるも「助けたいんだよ!私も怖かったもん。同じ病気だったから」と告白する大門。「今度は私がこの手であんたを助ける」という大門に、九藤は手術を委ねる決心を固める。
「さらに大門は、九藤に聞かれるがままに『(手術は)最初は怖くて震えた。医者は絶対失敗できない。だから“私は失敗しない”って声を出して言った』と、大門の決め台詞でもある“私失敗しないので”名言誕生秘話を告白。これには『大門先生の告白、胸熱すぎる!!』と言った熱いコメントが殺到。今シリーズの中では“神回”ではないかという声が上がっています」(女性誌記者)
「ドクターX」シリーズは、2012年に放送された第一シリーズこそ、全話平均視聴率19.1%だったものの、第2シリーズ以降はいずれも全話平均視聴率20%超えを記録。しかし今回平均視聴率20%を超えたのは、初回の20.3%のみ。
「最終回予告では、拘置所にいる副院長・ニコラス丹下(市村正親)に先天性の心疾患が判明。病院長や検察の許可を得ずにオペをしたら、ドクター生命が絶たれる窮地に追い込まれる大門。さらに、シリーズを支えてきた海老名敬(遠藤憲一)がガンを告白するなど、見所満載。再び平均視聴率を20%に乗せて、有終の美を飾りたいところですね」(前出・テレビ誌記者)
「ドクターX」も、いよいよ20日が最終回。秘話が明かされた“ラス前”を超える展開に、期待したい。
(窪田史朗)