劇団EXILEの鈴木伸之が12月14日に放送されたバラエティ番組「人生最高レストラン」(TBS系)に出演。自身のだらしなさが原因で、所属事務所の会長であるHIROから半年間ほど連絡がなくなった時期があったことを明かしている。
鈴木は10年に「第3回劇団EXILE」のオーディションに合格し、芸能界デビュー。その後は所属するLDHタレントたちが多数出演するドラマ「HiGH&LOW」(日本テレビ系)や、映画「東京喰種 トーキョーグール」など、多数の話題の作品に出演。昨年にはNHK朝の連続テレビ小説「半分、青い。」で朝ドラデビューを果たし、知名度も上昇中のイケメン俳優だ。
そんな鈴木だが、意外なことに7年ほど前の20歳ぐらいの頃は遅刻の常習犯だったそうで、寝坊や電車を寝過ごしてしまったことなどが原因で、ドラマの現場の入り時間に遅れることが続いてたとのこと。
それがHIROの耳に入ったことでHIROから食事の誘いを受けたといい、鈴木は相当怒られることを覚悟してHIROとの食事に臨むも、HIROはそれほど怒った様子はなく、「鈴木、遅刻は人の信用をなくすから、今後絶対にするな。なんかあったら相談してくれていいから、仕事がんばれ」と優しい言葉をかけてくれたのだとか。
当時について鈴木は「20歳ながらも僕大号泣して。『二度と遅刻しません。本当に申し訳ございませんでした』と誠心誠意謝った」と振り返った。
しかし、涙ながらの誓いもむなしく、鈴木はこの日の翌日も遅刻してしまったことを打ち明け、共演者の島崎和歌子からは「結果的にはHIROさんのことをナメてる」とツッコまれていた。
鈴木はHIROをナメていることは当然、否定したものの、その後については「(HIROから)連絡が半年位なくなりました。それでパッと遅刻はなくなりましたね」と語っており、HIROの信用を見事に失ってしまった時期があったようだ。
「しかもHIROとの食事に関しても、先に待ち合わせのお店に到着して待っていたわけでなく、鈴木は時間通りに到着。HIROがむしろ鈴木を待っていたそうですから、それも怒らずにぐっと耐えて優しい言葉をかけたHIROはさすがEXILEをまとめるだけの人格者。それでも涙ながらの謝罪の翌日の遅刻にはHIROも参ったことでしょう」(エンタメ誌ライター)
もっとも、それを“過去”として語ることができているのは、鈴木が遅刻癖を克服できているにほかならない。HIROも、鈴木の成長には目を細めているかもしれない。
(権田力也)