まさかクリスマスの朝にこんな展開になるなんて…。
連続テレビ小説「スカーレット」(NHK)で北村一輝演じる喜美子(戸田恵梨香)の父・常治が静かに息を引き取り、視聴者の涙を誘ったようだ。
先週から飲んだくれのガンコ親父だった常治の体調が悪いことはわかっていたが、12月25日放送の第75話では布団からやっと起き上がれる状態にまで体調が悪化。おならをして家族を笑わせると、喜美子の頭に「何か付いてる」とか細い声で嘘をつき、喜美子の頭をポンポンしながら愛おしそうに顔を見つめてから旅立ったのだ。そのためネット上には「クリスマスの朝に逝くなんて泣いちゃうよ!」「屁⇒頭ポンポン⇒絶命。これぞ常治!号泣!」「常治の愛を見ている私も感じて涙」「ドラマ受けした博多華丸さんが『お出かけ前の視聴者の皆さんがファンデーションを塗り直してますね』って言ってたけど、そのとおり!ファンデ塗り直し!涙止まらん!」など、常治の死を悼む声があふれている。
「北村は12月15日に最終回を迎えた『ニッポンノワール』(日本テレビ系)でもクールに見えて実に息子思いの南武を好演。日曜の夜に南武を見て、月曜の朝に『スカーレット』の常治を見て、2つの役のギャップの大きさとともに北村の演技力の高さに感動を覚えていた人も多かったようです」(女性誌記者)
今日からは“常治ロス”というより“北村ロス”になった人が多いことだろう。