恋をするとキレイになったり痩せたりするといわれていますが、確かに自分でそう感じた経験はありませんか? 例えば友人が恋をして、そのときの変化を感じたことがあるという人も多いことでしょう。
精神科医のゆうきゆうさん監修「『なるほど!』とわかる マンガはじめての恋愛心理学[女子力アップシリーズ]」(西東社刊)では、恋をすると「PEA(フェニルエチルアミン)という脳内麻薬が分泌されることから、ポジティブになったりキレイになったりすると書かれています。
実はこのPEA、食品にも含まれているとか。それは、チョコレートやチーズ、ワインなどの発酵食品。いずれもPEAが少量含まれているそうですよ。女性に発酵食品ファンが多いのも、もしかしたらPEAによるところがあるのかもしれませんね。
また、早稲田大学国際教養学部教授の森川友義さんの著書「なぜ、その人に惹かれてしまうのか? ヒトとしての恋愛学入門」(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)によれば、バレンタインデーに渡すチョコレートには恋の媚薬PEAが少量含まれているため、食べると男性が興奮状態になり、恋の錯覚を起こすかもしれないそうですよ。
バレンタインのチョコにそんな意味があったとは驚きですね。ただし、注意したいのはホワイトチョコにはPEAは含まれていないということ。あくまで普通のチョコレートをあげることを心がけましょう。