意中の相手がいる場合、その人とできるだけ近付きたいと思いますよね。そんな恋愛関係になりたいと思ったら、こんなアプローチも一つの方法としてあるようです。
精神科医のゆうきゆうさん監修の「『なるほど!』とわかる マンガはじめての恋愛心理学 [女子力アップシリーズ]」(西東社刊)によると、男女問わず、あらゆる人間関係において誰かと親しくなるときには、類似性と相補性という2つの原理が働くのだとか。簡単にいえば、類似性は「似ていること」、相補性は「正反対」であることです。
付き合いの初めでは類似性がカギとなるそうで、共通点が発覚することで恋愛においては相手との距離がグッと縮まるということもあるようです。まずは、相手の趣味を自分でも極めてみる、相手のしぐさや癖をマネしてみるなどして、相手との共通点をつくることが、彼に近付く近道といえるのかもしれませんね。しかし、関係性が深まると相補性が大切になってくるため、徐々に相手とは異なるところを発揮していくのがよさそう。
ちなみに、心理学者である富田隆さんの「恋愛の心理術 愛の勝ち組になる男はここが違う!」(SUMIDA出版刊)には、互いに足りないものを補い合うのが、男女のカップルとしては理想的なのかもしれないと書かれています。
初めは類似点で攻め、後から正反対の要素をみつけてアピールすることで、恋愛が長続きしていくのかもしれませんね。