ご馳走を食べるばかりで、あまり運動をしないという人も多い年末年始。「体重が劇的に増えてしまった!」という人は、体脂肪として定着する前にリセットするのがラクですよ。そこで、正月太りを早めに改善する食事・運動・生活のコツを紹介していきましょう。
■食事では「たんぱく源」と「野菜」を中心に
お餅や甘く濃い味付けのおせち料理、お酒など、年末年始は糖質を多く摂取しがちです。糖質は重要なエネルギー減ですが、摂り過ぎると体脂肪として蓄積される栄養素。年末年始の期間にたっぷり摂取している場合は、糖質が多い食べ物を1週間ほど控えめに(普段の5~6割程度に)しましょう。お酒は封印するのがオススメです。
代わりに、代謝を高めるビタミン・ミネラルが豊富な野菜と、たんぱく質が豊富な肉や魚、卵、豆製品、乳製品などを薄味で取り入れます。あまりお腹が空かないときは、野菜ジュースやヨーグルトだけで過ごしてもOK。疲弊した内臓を休ませることで、さらなる代謝アップにつながります。
■運動は1日1時間の「散歩」を
買い物に出かける、子どもと近所の公園に出向くなど、些細なことでOK。1日に「トータル1時間」を目標に、全身を動かす時間を作りましょう。大股で歩くようにすると下半身の筋肉を鍛えやすく、ダイエット効果を引き出しやすくなります。
また、スクワットや腹筋などの筋トレも代謝アップにオススメです。本格的に取り組もうとすると続かない場合が多いので、テレビを見ながらゲーム感覚で行うとよいですよ。
■生活では「早寝早起き」を徹底
あまり疲れていないからと、夜中まで起きているとついつい間食したくなってしまいます。余計なカロリーを摂取しないためにも、早く眠りにつくようにしましょう。そうすることで起床もスムーズになり、正月休み明けの生活リズムを取り戻しやすくなります。
年末年始に太った分だけであれば、ちょっとした工夫でリセットは可能です。1週間を目安にリセット期間として、食事や運動、生活習慣の改善を意識しましょう。体を整えることで心も軽やかにし、新年のスタートダッシュを切ってくださいね。
(美容・健康ライターNao Kiyota)