5人組ボーカル&ダンスグループ「AAA(トリプルエー)」が、1月15日、年内いっぱいをもって、グループ活動を休止させることを公式サイトで発表し、ファンに激震が走っている。
同グループは05年に男女8人組でデビューし、10年から7年連続でNHK紅白歌合戦に出場。紅白出場が途絶えた後も、17年からは3年連続で4大ドームツアーを成功させるなど、その人気は衰え知らずだった。
「メンバーの西島隆弘は活動休止に入る理由について、『AAAへのたくさんの思いのバランスが取りきれなくなった』と説明し、『AAAらしいエンタテインメントがファンの皆さんに、またお届けできるように 煮詰まり過ぎた僕らのAAAに対する思いを少し休ませてください』と、ファンに伝えています。しかし、昨年4月に当時リーダーを務めていた浦田直也が女性への暴行容疑で逮捕され、無期限謹慎となり、同年12月31日にグループ脱退を表明したことが決定打になったと考えるのが普通でしょう。1度グループ活動をリセットし、活動休止後はメンバーそれぞれが個人の活動に力を入れていく運びのようです」(エンタメ誌ライター)
当然のようにファンからは活動休止を惜しむ声が上がっているが、中には「リーダーさえ不祥事を起こさなければ…」「リーダーも問題だけど、千晃ちゃんが抜けた辺りからおかしくなったよね」「デキ婚で辞めたり、暴行で辞めたり、脱退したメンバーの印象が悪すぎる」「残されたメンバーたちが可哀想」など、元リーダーの浦田ら脱退メンバーを責める声も見られている。
「18年に日本人男性ソロアーティスト史上最年少での4大ドームツアーを敢行した西島や、同年に初のソロツアーを成功させている宇野実彩子辺りはソロ活動に専念することによって、得られるものもあるでしょう。しかし、ほかの3人にしてみれば、個人での活動だけでグループの活動再開までどう乗り切っていくか、残りの時間を使って目標を定めなければならない期間となっていくでしょう。残されたメンバーたちのファンからすれば、元を辿れば、グループのイメージを悪くした浦田や、交際半年の超スピードデキ婚を発表してグループを去っていた伊藤千晃らが、苦渋の決断の決め手となったと見えることから、非難する声も上がっているようですね」(前出・エンタメ誌ライター)
デビュー15周年イヤー突入早々の悲報にファンも気持ちが追い付かない状況だろうが、とにかく一刻も早く活動を再開してほしいというのがファンの願いだろう。
(田中康)