桐谷健太と東出昌大のW主演ドラマ「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」(テレビ朝日系)の初回が1月16日に放送され、平均視聴率は12.0%の好発進を遂げた。
物語は、元体育教師で走り出したら止まらない“熱血刑事”の仲井戸豪太(桐谷)と、頭脳明晰すぎて“ピント外れ”の東大卒超エリート検事・真島修平(東出)が事件解決に挑むバディもの。2人のドタバタぶりが楽しく、肩ひじ張らないコメディ要素たっぷりの1話完結ドラマとなっている。
視聴者からの感想も「頭空っぽで楽しめた」というものや「東出の棒も桐谷の暑苦しさもちっとも気にならない。それどころか2人とも良い味出してる」「東出さん、演技は棒でも表情はすごくいいから見てて楽しかった」「イケメンなのにあんな面白い顔できるって最高!」「東出くん、棒読みって言われるけど私は嫌いじゃない」「2人の掛け合いとかコメディで面白かった」「東出さんのこの役、上手くはまっていて楽しめました。 桐谷さんとの相性、良いと思います」など、東出の棒っぷりも、桐谷の暑苦しい演技もそのまま受け入れられているようだ。
「今クールは、医療モノが6本も並び、シリアスで重苦しさもある作品が多い中、単純に笑える同ドラマが、視聴者の息抜きになっているようです」(テレビ誌ライター)
仕事疲れの出てくる木曜の夜に見るのには、いい塩梅のコメディ作と言えるようだ。