2011年に芸能界を引退した元タレントの島田紳助さんが1月13日、歌手・misonoのユーチューブチャンネルに登場。8年ぶりの動画登場が各方面で波紋を呼んでいる。
「引退後動画に出演するのは8年5カ月ぶり。元々“ヘキサゴンファミリー”だったmisonoの夫が、闘病生活を送っていることを知った紳助さんがサポート役を買って出て出演が叶いました。引退して8年以上が経つにも関わらずトーク力はいまだ健在。これを観たダウンタウンの松本人志は19日、番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演した際、『(紳助氏が)このまま表に出なくていいのかな。(YouTubeのように)こんなに単純に流れるなら、僕と一緒にやってほしい。YouTubeではなくても、普通にやりたい』と紳助氏のメディア復帰を望んでいました」(テレビ誌記者)
また同日、番組「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ系)に出演したMCの上沼恵美子は紳助さんがYouTubeに出演した際、「もしも出てくれとか言うんだったら拒まない」といった発言を受けて、一昨年のM-1の審査員を務めた時、後輩芸人からSNSで「更年期のおばさん」呼ばわりされたと訴え、元々紳助さんに頼まれ審査員を引き受けたことから「紳助さん、(あの時の)借りを返して!『クギズケ!』で、待ってます」とコメントして笑いを誘っている。
しかし、紳助さんの復活を快く思わっていない声もある。
「同19日の番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)では復帰に否定的な世間の声を紹介した上で、爆笑問題の太田光は『芸能界でも否定的な意見もある。東京03に聞いたら絶対許さないといってました』と“東京03どう喝事件”をネタに、笑いを取っていました。さらにお笑い芸人・有吉弘行も19日に出演したラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』で、復帰について『吉本の芸人にアンケートとってみたい』『歓迎っていうかな?僕は言わないと思うよ』と本音を口にしていました」(放送作家)
そんな中、地上波などではなく、YouTuberとしての活動を期待する声もある。
「19日の『ワイドナショー』にゲスト出演したお笑い芸人のバカリズムは、コンプライアンスやパワハラ問題でやりづらくなった今の時代。どれだけ息苦しいのか。作り手側の苦悩や本音を紳助さんにYouTubeでぶっちゃけてもらい、風穴を開けて欲しいとコメント。これには松本を始め、出演者一同納得していました。芸能界を外から斬って斬って斬りまくる『ご意見番』として、新たな展開を期待したいところですね」(前出・放送作家)
芸能界のご意見番“YouTuber島田紳助”待望論は、これから盛り上がる!?
(窪田史朗)