“恋愛ドラマの金字塔”と言われる月9ドラマ「東京ラブストーリー」(フジテレビ系)が、現代版として29年ぶりに復活決定。当時、織田裕二が演じ、大ブレイクのきっかけになった“カンチ”こと永尾完治役を俳優・伊藤健太郎が演じることも明らかになり、注目を集めている。
「このドラマは、柴門ふみ氏の同名マンガが原作。カンチの相手役・赤名リカを鈴木保奈美、カンチの同級生で女たらしの医学生・三上健一を江口洋介、カンチに思いを寄せる関口さとみを有森也実が演じて平均視聴率22.9%、最高視聴率32.9%を記録、社会現象を巻き起こしました」(女性誌記者)
「東ラブ」の復活には、早くも「健太郎くんのカンチ、めちゃくちゃ楽しみ」「ついにきたー!トレンド入りおめでとうございます」といったコメントがネットでも躍っている。注目の明るく情熱的なヒロイン・リカ役には、女優・石橋静河。三上役には、去年朝ドラ「なつぞら」(NHK)でブレイクした清原翔。そしてさとみ役には、E-girlsのパフォーマーで女優としても活躍する石井杏奈が演じている。
カンチ役を演じる伊藤は「プレッシャーがなかったというと嘘になりますが、昔の“東ラブ”にはなかったスマホや現代ならではの要素もたっぷり」とコメント。「令和の“東京ラブストーリー”を楽しみに!!」と意気込みを語っている。
名前を“健太郎”から“伊藤健太郎”に改名してから快進撃は止まらない。
「2018年、ドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)から改名した伊藤は、この年公開された映画『コーヒーが冷めないうちに』で日本アカデミー賞の新人俳優賞・話題賞を受賞。今年に入って現在放送中の朝ドラ『スカーレット』(NHK)では、2月からヒロインの息子役として登場。さらに夏には『今日から俺は!!劇場版』『弱虫ペダル』の公開も控えています。改名して迎えた令和の時代にもっともブレイクした俳優ではないでしょうか。しかも、私生活では女優・山本舞香との交際も、今年1月に発売された写真誌『FLASH』で明らかに。若手俳優陣の中で、公私ともに充実している一人ですね」(エンタメ誌ライター)
現代に蘇った“東ラブ”は、フジテレビが運営する動画配信サービス「FOD」とAmazon Prime Videoにて今春配信される予定だが、連絡をつける手段が豊富な現代、どのような“すれ違い”が起きるのか、楽しみにしたい。
(窪田史朗)