「第70回NHK紅白歌合戦」の白組司会を立派にやり遂げた嵐の櫻井翔。平成最後となった18年、令和初となる19年の2年連続で白組司会を務めた櫻井は、国民的トップアイドル・嵐の底力を改めて見せつけた。
櫻井といえば、インテリジャニーズのトップランナー。幼稚舎から大学まで慶應だ。中学生時代、すでにジャニーズJr.だったが、当時をよく知るお笑い芸人がいる。グルメ芸人のフォーリンデブ・はっしーだ。
「2人は中学校3年間、同じクラスだったんです。櫻井のあだ名は『サクショー』。3年間の中でなぜかE組だった時代がお気に入りのサクショーは、当時の友だちと会うと自慢げに出席番号1番から順番に名前を言っていくんだそうです」(アイドル誌ライター)
Jr.時代の櫻井は、ミーハーだった。先輩ジャニーズのバックダンサーとして踊ることはあったが、会話できるほど距離は近くなかった。そんなとき、ビッグチャンスが到来した。90年代のジュニア黄金期を滝沢秀明と支えた今井翼と、プライベートで遊べることになったのだ。すると、「おいアキラ(はっしーの本名)。俺、今から(今井と)遊ぶから。いいだろ」と自慢したという。
「クラスメイトとは今でも仲が良く、櫻井とはっしーら計4人でつるんでいるそうです。櫻井は酔うと同じことを何度も言っちゃうそうで、友人は3段階で変わっていく姿に何度も遭遇しているそう。最初は髪をかき上げ、次は目が据わり、最終的に肩を抱くと、お開きの合図(笑)。最後には必ず、『このメンバーは最高だ!写真、撮ろうぜ!』とご機嫌になるそうです」(前出・アイドル誌ライター)
はっしーが櫻井を誇りに思ったのは、06年に日本テレビ系報道番組「NEWS ZERO」(現「news zero」)の生え抜きメンバーとして、月曜キャスターに選出されたとき。不動のトップアイドルになった今ももちろん、尊敬する気持ちを失ってはいない。
誇りで自慢の同級生、櫻井。はっしーとの“おいしいカンケー”は、この先も変わらないだろう。
(北村ともこ)