タレントの小川菜摘が1月28日に催された兵庫県立ピッコロ劇団第66回公演「夢をみせてよ」の製作発表会見に出席し、夫でお笑いコンビ・ダウンタウンの浜田雅功との愛犬エピソードを振り返っている。
同公演で、犬の感情を汲み取ることのできる女性“クララ”の役を演じる小川は、人生で最も印象深い愛犬との思い出話を尋ねられると、「一番最初の子ですね。12歳で亡くなったんですけど、その子を連れてきたのが主人で、番組で子犬をたくさん扱ったときに、相談もせずにプードルを5~6匹持って帰ってきて『どの子がええ?』って(聞いてきた)。子供と一緒に成長して、色んなことを学ばせることができた。死んだときに向き合うこともできた」と回想した。
続けて、「私の腕の中で亡くなったんですけど、主人が一番泣いていて意外でした。号泣するんですよ。人を叩いてるだけじゃない。毎日お菓子とお水を置いて…」と情に深い浜田の一面を明かし、「この話してると泣けてきちゃう」と当時を思い出しながら涙をぬぐっている。
「バラエティ番組では容赦なく後輩芸人をビンタし、過去に出演したフジテレビ系『ダウンタウンのごっつええ感じ』でもドッキリ企画との名目で様々な共演者を恐怖のドン底に陥れてきた浜田ですが、愛犬が亡くなった際には家族の中で誰よりも号泣していたという意外な素性が明かされ、ネットでは『浜ちゃん、優しい人』『泣けます。腕の中で最期を迎えられたワンちゃんは幸せだったでしょう。そして今でも毎日お水をあげる浜ちゃんは素敵です』『本当に面倒見が良くて人間味がある人だなぁ』などと感動の声が集まっています。テレビでは泣くような素振りすら一切見せない浜田ですが、最近では唯一号泣した場面として日本テレビ系『浜ちゃんが!!』での一幕が印象的です。浜田とプライベートで付き合いが長いものの、一向にブレイクの兆しが見えない後輩芸人が貧乏エピソードを披露すると、スタジオの隅へ隠れるように逃げた浜田の顔からは大粒の涙が溢れ落ちており、大号泣。飼っていた愛犬にせよ、後輩にせよ、親分肌の浜田は面倒を見ている存在への想いが相当に強いのでしょう」(テレビ誌ライター)
“ド突き”漫才の代表格ともいうべき存在だが、実はそのハートは誰よりも繊細でピュアなものなのかもしれない。
(木村慎吾)