「フィギュアスケート世界選手権2016」に先がけて行われたジュニアの世界選手権。女子シングルで優勝を飾った本田真凜選手に注目が集まっている。
「テレビでおなじみの本田望結の姉としても知られていますが、今回の優勝でポスト浅田真央の一番手に躍り出ました。浅田選手の世界ジュニアでの優勝と同じ14歳での快挙ですからね。世界ジュニアでは、10年の村上佳菜子の優勝以来、ロシア勢が優勝を独占していましたから、久しぶりの優勝にスケート界は沸き立っています」(スポーツライター)
多くの選手が大舞台で緊張するなか、本田選手はたくさんの観客がいると燃えるタイプ。しかし、意外なことに“努力の積み重ね”が今回の優勝をもたらしたわけではないという。
「本田選手は、実はコツコツした練習が嫌い。指導する濱田美栄コーチも『宮原知子の練習量が10としたら本田は2』と言っていましたが、今回も本田選手は3週間だけと限定して頑張ったそうで、本人曰く『だからといって、これからもコツコツできるかどうかは“ハーフハーフ”』だそうです」(前出・スポーツライター)
大きな大会での優勝の味を覚えた本田選手。今後はぜひとも練習に力を入れて頑張ってほしい。
(芝公子)