2月4日、向井理主演ドラマ「10の秘密」(フジテレビ系)の第4話が放送され、平均視聴率は6.2%だった。初回の8.9%、第2話7.9%、第3話6.7%と4週続けて下がり続けている。
物語は、主人公・白河圭太(向井)の娘(山田杏奈)が何者かに誘拐されたことから、離婚した圭太の妻・仙台由貴子(仲間由紀恵)や、圭太の幼馴染・石川菜七子(仲里依紗)らの秘密が絡み合い、次々に事件が巻き起こるサスペンス。
ドラマを観ながら語り合うサイトでは「向井理と仲間由紀恵のカッコ良さと美しさを堪能するドラマ」という向きもあるが、サイト上で「もう観るのをやめます」とリアルに“脱落宣言”する視聴者もいる。
「放送前は、オリジナル脚本なだけに先が読めず『1話ごとに秘密が出てくるのか?』などと期待値は決して低くありませんでした。しかし、話の展開が遅く、娘を誘拐された圭太の対処も緊張感がない。第4話で誘拐犯は由貴子と判明するも、実行犯に喫茶店で報酬の1000万円の札束を無造作にテーブルの上に置くシーンに『喫茶店であんな札束の山出さない』と疑問を持たれるなど、表現が雑な印象は否めません。意外性もスピード感もなく、演技達者な佐野史郎、名取裕子、渡部篤郎らが脇を固めているのに“無駄遣い”とも言われています」(テレビ誌ライター)
2016年の主演ドラマ「神の舌を持つ男」(TBS系)も平均視聴率は5.6%と振るわなかった向井。このままでは「数字の取れない俳優」の烙印を押されてしまいそうだ。