竹内涼真主演ドラマ「テセウスの船」(TBS系)の第4話が2月9日に放送され、平均視聴率は11.0%だった。
物語は主人公・田村心が、自分の生まれた平成元年に起きた殺人事件の犯人として逮捕された父に、事件前の時間軸で会い、冤罪と知ることから始まる。
そして第4話は、現代へと場面が戻ったところから始まった。しかし、歴史は変わり、家族関係も変わっていたことに心は驚愕する。
「爆発的な視聴率の伸びはありませんが、視聴者の満足度は高く、登場人物の絡みが複雑なため、録画してじっくりと視聴する人も少なくないようです。ネット上には、『今回もあっという間に終わっちゃった。息もつかない展開で俳優もみんな上手いから、入り込んじゃう』『毎日、日曜日になってほしい。早く続きが見たい!』など、ドラマの世界に引き込まれていると思われるコメントが多数見受けられます」(テレビ誌ライター)
前回までの過去の世界で“犯人ではないか?”と目されていた新聞配達員の長谷川翼(竜星涼)と宮城県警仙南警察署強行犯捜査係の警部補・金丸茂雄(ユースケ・サンタマリア)が次々に亡くなり、ネット上では“犯人は誰か?”で盛り上がっている。
原作を読んでいてもドラマとは違う部分があり、犯人が誰なのかわからない。近年まれにみるミステリアスなドラマ。今後の展開がますます楽しみだ。